Macの環境
macOS Catalina バージョン10.15.5 での情報です。
バージョン管理のライブラリ
nvm, nodebrew, n などがありますが、一番メジャーなのはnvmのようです。
ので、本稿ではnvmを採用します。
基本的にはQiitaの nvm(Node Version Manager)を使ってNode.jsをインストールする手順 という記事の通りにすればよさそうです。
ちなみにnvmと似たような用語にnpmというものがあります。
違いは上記のQiitaに書いている通りです。
https://qiita.com/ryouzi/items/5b0158ba1a77bf4b6004
nvm
とは、Node Version Managerの略で、Node.jsのバージョン管理するパッケージになります。npm
とは、Node Package Managerの略で、Node.js
で作られたパッケージやライブラリを管理するツールになります。
今回はNode 自体のバージョンを更新したいので、nvm コマンドを打っていきます!
いい感じのバージョンをインストールする
というわけで、いい感じの新しいバージョンを調べる。
$ nvm ls-remote
...
v12.18.2 (LTS: Erbium)
v12.18.3 (Latest LTS: Erbium)
v13.0.0
...
v12.18.3 が最新のLTSらしいのでインストール。
$ nvm install v12.18.3
v12.18.3 is already installed.
nvm is not compatible with the npm config "prefix" option: currently set to "/usr/local/Cellar/nvm/0.35.3/versions/node/v12.18.3"
Run `npm config delete prefix` or `nvm use --delete-prefix v12.18.3` to unset it.
(v12.18.3 is already installed. とのことなので、既に入っている??)
$ nvm install --lts --latest-npm
もしくは↑のコマンドでも入ると思います。
とりあえず怒られている。
一応入っているか確認。
$ node -v
v8.11.0
やはりバージョンが切り替わっていないようです。
うーん🤔
バージョンを切り替える
指示にある通り、また、Stackoverflow やこちら を参考にしつつ以下のコマンドを打つ。
$ npm config delete prefix
$ npm config set prefix $NVM_DIR/versions/node/v12.18.3
ターミナルを再起動させて(← これ重要)、以下コマンドで確認。
$ node -v
v12.18.3
うまくいった🙆♂️
$ npm config list
と打つと以下のような表示がされます。 こちらの prefix
の設定をうまく書き換えられたということかなと思います。
$ npm config list
...
prefix = "/usr/local/opt/nvm/versions/node/v12.18.3"
...
もしくは一時的にバージョンを切り替える場合
ターミナルに書いている通り、以下のコマンドを打つと一時的にバージョンが切り替わります。
$ nvm use --delete-prefix v12.18.3
ただし、あくまでも一時的にお試しで使う形となり、そのプロセスのみ有効です。
ターミナルを再起動したり、⌘ Cmd
+ T
で別タブでターミナルを新規作成したりすると、$ node -v
を打つと前のバージョンが表示されると思います。
最後に
以上です。お疲れ様でした!
「[Mac][Node.js] Mac で Node.js をアップデートする方法」に2件のコメントがあります