はじめに
世界の国や言語をどう整理・体系化するのがよさそうか気になったのでまとめてみました。
世界の国や地域の大別について
大州という分け方があります。
いくつか分け方はありますが、例えば六大州の場合は以下のようになります。
- アジア
- ヨーロッパ
- アフリカ
- 北アメリカ
- 南アメリカ
- オセアニア
世界の国について
日本が認めている国一覧は外務省のサイトで閲覧できます。
国連加盟国と全く同一にはなっていません。
詳しくは外務省サイトの
世界と日本のデータを見る(世界の国の数,国連加盟国数,日本の大使館数など) を参照のこと。
国名の国際規格: ISO 3166 について
世界の国々の名称について略号を規定する国際規格となります。
ISOのサイトで検索できます。
大きく分けて3つのバージョンあります。
- ISO 3166-1:現在存在している国名をコードで表したもの。以下3種類ある
- ISO 3166-1 alpha-2: アルファベット2文字で表したもの
- ISO 3166-1 alpha-3: アルファベット3文字で表したもの
- ISO 3166-1 numeric: 3桁の数字で表したもの。アルファベットを使わない場合はこちらを使用する
- ISO 3166-2: 国を更に細分化して地域まで表現するコード。ISO 3166-1 alpha2 の後にハイフンと2〜3文字の英数字を付与することで表現する。
- ISO 3166-3: 旧国名を表すコード。ISO 3166-1 alpha2 の後に2文字のアルファベットを付与して表現する。
言語の国際規格: ISO 639 について
世界の言語の名称について略号を規定する国際規格となります。
ISO 639-1 や ISO 639-2 はアメリカ議会図書館のサイト を参照するのが良さそうです。
(ISO のサイトからもリンクが貼られている)
こちらも複数のバージョンがあり、現在は5バージョンあるようです。
- ISO 639-1: 主要な言語を2文字のコードで表したもの。一般的な用途ではこれで事足りるはず
- ISO 639-2: より広い範囲の言語をカバーするために3文字のコードで表している
- ISO 639-3: 同じく3文字のコードですが、絶滅した言語や古代の言語を含め、可能な限りあらゆる言語をカバーするもの
- ISO 639-4: 言語の分類ではなく、ISO 639 のコード自体をどう処理すべきかの原則やガイドラインを策定している
- ISO 639-5: 絶滅した言語を含め、語族の名前をコードで表している
最後に
だいぶ整理ができたので、海外も対象にしたサービスを検討しやすくなりました🙌
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